
それはただ目に見えないだけで、ずっと前からそこに存在していた。
それは隠されていたのか、我々が気づかないふりをしていたのか。
二重の膜
Double Layer of Membranes
パブリックアートで未来を照らすプロジェクトのための企画ビジュアル
Planning visuals for a public art project
それはただ目に見えないだけで、ずっと前からそこに存在していた。
それは隠されていたのか、我々が気づかないふりをしていたのか。
パブリックアートで未来を照らすプロジェクトのための企画ビジュアル
Planning visuals for a public art project
All Across the Country, Athletes Are Fueling a Debate About How America Defines Patriotism
全米各地で、スポーツ選手がアメリカの愛国心の定義についての議論を煽っている
出典: TIME
2016年8月26日に行われたプレシーズンマッチで試合前の国歌斉唱でベンチに座ったまま立ち上がらず、起立を拒否した。「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」と理由を述べ、人種差別への抗議であるとした。それらはTwitterにも投稿されて物議を醸し、「さらにファンになった」という声もあれば、「チームや競技に対して失礼」との批判も飛び交った。チームは「宗教や表現の自由をうたう米国の精神に基づき、個人が国歌演奏に参加するかしないか選択する権利を認める」と同選手の決断を尊重するとの声明を発表した。NFLは声明で、演奏中に選手たちが起立することを奨励するが強制ではないと指摘した。
この不起立について、アメリカでは人種によって、支持と不支持の割合が大きく異なるとされる。イギリスの調査会社YouGov(英語版)の調査によると、全体では国歌斉唱時に起立しなかったことに賛成しているのは29%にとどまり、69%が反対だった。しかし、黒人に限ると72%がキャパニックの抗議に賛成する一方、反対は19%となった。
2018年5月には、NFLは選手会の反対を押し切り、国歌斉唱時の起立を事実上義務化したが、ジョージ・フロイドの死により火が点いた人種差別に対する抗議運動の高まりの中、2020年6月5日、ロジャー・グッデルコミッショナーは、方針を転換し、「かつて私たちがNFL選手の言葉を聞かなかったのは間違っていた。我々は、全ての人が発言し平和的に抗議することを応援します」とツイートし、人種差別や警察の暴力に抗議する選手たちを支持しなかったことを謝罪し、キャパニックの行動は正当化された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NFL apologizes for ‘not listening’ to players about racism as Colin Kaepernick remains unsigned
人種差別について「選手の話を聞かなかった」と、いまだ未契約のコリン・ケパーニックへNFLが謝罪
出典: abcNEWS
キャンバス、アクリル絵の具
ART/X/TOYAMA 2018 にて展示(富山県魚津市)
acrylic on canvas
Exhibited at ART/X/TOYAMA 2018 (Uozu,Toyama, Japan)
45x230cm x4
2015年6月
太閤山ビエンナーレ2015(富山県射水市)
45x230cm x4
June 2015
Taiko-yama Art Biennale 2015 (Imizu, Toyama JAPAN)
182x183x185cm x2
木、プラスチック板
2013年8月
上畠アート2013(富山県南砺市利賀村)
182x183x185cm x2
Wood, plastic plate
August 2013
UWABATAKE Art `13 Teppen (Nanto, Toyama JAPAN)
戦後の高度成長期、日本ではかつてない住宅需要に対応するため、狭くチープな集合住宅が大量に作られました。 日本を取材に来ていたフランス人新聞記者は、その住空間を見てこう表現しました。
「これはまるで、うさぎ小屋だ」
文化とは生活の上に成り立ちますから、文化の質の高いフランス人からしてみれば、日本の住環境の質があまりに低く見えたのでしょう。そこには少なからず軽蔑の念も含まれていたと思いますが、フランス人新聞記者の指摘は的を得ていたと思います。
うさぎ小屋のようなせまい空間に寄り添って生きている姿は、日本的文化です。それは恥ずべき文化なのかもしれませんが、まぎれもなくそれこそが日本の文化であり、当の日本人にとってはそれほど悪い住環境でもなかったのではないでしょうか。狭いからこそ、家族は一緒にいるしかない。一緒にいるから絆は深まる。少なくとも今よりは、家族や地域の繋がりが強かったのではないでしょうか。
2011年3月11日以降、わたしは何をするべきなのだろうかと、考えて来ました。 わたしはアーティストですから、アーティスにしかできないことがあるだろうと思いめぐらしてきましたが、なかなかいい考えは浮かびませんでした。
アーティストはアートという武器を持って戦う者です。戦う相手は大災害です。 はたしてどういう武器(作品)を作り出せば大災害に立ち向かっていけるだろうか。
まず大災害を防ぐことはできない。これからも災害はおこってくるだろう。起こってしまうのならば、起こった後に、どうにか乗り越えていくしかない。それならば乗り越えていく人々をアートという武器で助けることはできるかもしれない。そんな考えで生み出した作品が、この「うさぎ小屋2(に)」です。
この作品は東屋(あずまや)です。雨と風、直射日光から人間を守ってくれるシェルター的空間です。 ここに人々は集うことができます。語らうことができます。心を休めることができます。囲みを増やせば横になることもできます。物置としても使えます。 大きさは1.8m角と広くはありませんが、身を寄せ合うには程よい大きさです。
軽蔑される日本的要素も、決して負の面ばかりではないのです。 狭いが故にコンパクトですので、解体すれば180x90x20cmほどになり、ワンボックスカーに積んで運ぶことが簡単です。組立も、ひとりで1時間かかりません。 この作品は、携帯できる空間作品です。この形とともに、解体された形も本当の姿です。 次の災害時、わたしはこの作品を車に積み、被災地に向かいます。
想像してみてください、また大災害が襲ってきた時を。 考えてみてください、あなたの武器を。 あなたにできること、あなたにしかできないことがあるはずです。
2012年10月
525x260x40cm
トイレットペーパー、鉄
アートガーデン2012大岩山 展示作品
October 2012
525x260x40cm
Toilet paper, iron
Exhibited in ART GARDEN 2012 OOIWASAN
長い階段を上がりきったところ、本堂の前に、三浦一希のインスタレーション作品「行」が設置されている。秋の色葉を落としている落葉樹と深い緑を保っている杉木、重厚な歴史の色を出す建造物に囲まれて、この作品の白さはひときわ目を引く。 よく見るとその白い物体はトイレットペーパーであることが見て取れるが、そこには本来トイレットペーパーがもつ属性、生活臭さや排泄物といった負の印象は受けない。もっと削ぎ落とされたもの、死装束や宗教世界を連想させる。
タイトルが「行」ということから、ここ日石寺の滝行に作品の着想を得ているのだろう。白いトイレットペーパーは白衣をまとう修行僧であり、空から落ちてくる自然の雨は滝となる。そうだとすれば雨に打たれたトイレットペーパーはどうなるのだろう。滝行によって煩悩が洗いおとされるように、雨に溶けて落ちていくか、それとも溶けきれず塊となって残るのか。雨が降り、どのような姿を見せてくれるか楽しみである。
富山県上市町にあるお寺「大岩山日石寺」。磨崖仏のある本堂や、1845年に建てられた三重の塔、元禄年間に建てられた山門が山深い場所に配置され、いかにもハイパワーな空間を醸成しています。
今回この大岩山境内や界隈の旅館を会場に、展覧会を開催します。富山県内の作家49名が、ジャンルを越え、それぞれの思いで作品を展示します。
見所は、大岩山のもつパワーにいかに個々の作品が対処するか、また全体としてどのような「場」を構築できるかというところでしょう。
期間: 2012年10月26日(金) ~ 11月4日(日)
場所:大岩山日石寺境内、界隈の旅館 (富山県上市町)
大岩山日石寺:http://ooiwasan.com
“Ooiwasan Nissekiji Temple” is located in Kamiichi town, Toyama Prefecture. Triple tower and nave with Magaibutsu, the main gate is located deep mountains, to foster a high-powered space indeed.
This time, the exhibition “ART GARDEN 2012 OOIWASAN” will be held at the venue and the hotel grounds. 49 artists from Toyama, to exhibit works across the genres.
Period: October 26 – November 04, 2012
Location: Ooiwasan Nissekiji Temple (Kamiichi, Toyama, JAPAN)
Ooiwasan Nissekiji Temple : http://ooiwasan.com
写真の切り絵
W91xH138cm
2012-10
「魚津をエガク・描く・えがく」展 出品
Picture Cutout
W91xH138cm
2012-10
Exhibit “draw-draw-draw the Uozu” Exhibition
期間:2012年10月11日(木)~14日(日)
場所:魚津市新川文化ホール
入場無料
Period: October 11 – 14, 2012
Location: Niikawa-Bunka Hall, Uozu
Admission free
グラフィック作品
W182xH84cm
Graphic
W182xH84cm
グラフィック作品
W140xH91cm
Graphic
W140xH91cm
グラフィック作品
W130xH91cm
Graphic
W130xH91cm
坂のまちアートinやつお2012 出品
Exhibited at the exhibition “SAKA-no-MACHI ART in YATSUO 2012”
おわら風の盆を観光に行った。前から聞いていたがそれはすごい人ごみで、踊りをゆっくり見ることはできなかった。「おわら」は情緒ある町並みで踊られる優美な舞がウリだが、実際そういった場を経験することはできなかった。文字通りの人ゴミ。観光ポスターではもちろん群衆を描くことはしない。ということは「おわら」には群衆は似合っていないと自覚的であるのだろう。私もそう思う。ならば何らかの方法を想像してみましょうというのが、この作品。
今を嘆いていてもしかたない。前を向いて切り開いていくしかない。それは東日本大震災以降の望むべきスタンス。その方法はファンタジーにしか見えないないかもしれないが、観光ポスターに表される「おわら」のイメージ自体がすでに虚構のリアリズムの表現でしかない。
2012年10月6日(土)~8日(祝)
富山市八尾町中心部
http://www.bunanomori.com/art/
今年はじめて参加します。
私の展示場所は、八尾毛利館です。
October 6 – 8, 2012
Yatuo, Toyama, JAPAN
http://www.bunanomori.com/art/
I participated for the first time this year.
Exhibit in Yatuo-Mouri-Kan.
先日受けたインタビューが、番組になってケーブルテレビとやまで放送されます。
まだ見ていないのでどのような番組となっているかドキドキですが、富山市に住んでおられる方は見てみてください。けっこう真面目にアートのことを話しました。ご感想なんかも寄せていただけるとありがたいです。
ケーブルテレビとやまのコミュニティチャンネルで、今日(5/12)から1週間毎日、以下の時間から15分間です。
「ほっとあーと」 8:45~ 11:15~ 15:45~ 19:30~
The other day I received an interview will be broadcast on cable television Toyama be on the show.
Please look at the person who lives in Toyama. I was talking about art pretty seriously.
2012年4月20日(金)~22日(日) AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00まで)
富山県民会館 ギャラリーC 富山市新総曲輪4-18 TEL(076)432-3111
主催 富山国際現代美術展実行委員会 後援 北日本新聞社
【県内出品者】
浅野 則夫
網谷 真佐美
大久保 隆文
小笠原 義博
斉藤 晴之
佐藤 カオル子
菅野 純子
大門 俊彦
鷹嘴 直
高畑 信雄
武内 厚子
武内 良文
田中 千賀子
長田 達明
長根尾 幸子
中村 恵津子
松井 利昭
三浦 一希
森田 博吏
森 弘
吉川 信一
吉澤 孝
【県外出品者】
市橋 哲夫(新潟)
金家 秀男(群馬)
金谷 範子(新潟)
加茂谷 正俊(岩手)
楠本 惠子(茨城)
鈴木 雅博(東京)
高橋 洋子(新潟)
中川 セツ子(新潟)
舟見 倹二(新潟)
真下 京子(群馬)
松岡 美代子(群馬)
【問合せ先】富山国際現代美術展実行委員会事務局
〒937-0053富山県魚津市村木9-10 TEL:0765-24-9830/FAX:0765-22-8475
URL:http://www.p-alpha.ne.jp/art/x/ E-mail:art@p-alpha.ne.jp
20-22 April 2012
Toyama Prefectural Hall Gallery C, JAPAN
186x190x190cm
木、プラスチック板
2011年6月
ART BOX 152 クロニクルⅠ(西田美術館、富山県上市町)
186x190x190cm
Wood, plastic plate
June 2011
ART BOX 152 chronicle 1 (Nishida Museum, JAPAN)
開催日 2011年6月3日(金) ~ 7月10日(日)
時 間 AM9:30~PM4:30
会 場 西田美術館(富山県上市町)
June 03 – July 10, 2011
Nishida Museum (Kamiiti, Toyama, JAPAN)
490x160cm x2枚
ターポリン、カラーシート
ARTBOX152 三浦一希展 2008年2月
地球温暖化が進むと、100年後には海水面が59cm上がる。
490x160cm x2
Tarpaulin, color sheet
First exhibition at the ” ARTBOX152 Kazuki Miura – Public Art Exhibition – “
February 2008
Global warming proceeds, after 100 years the sea level rises 59cm.
ヘルメット、カッティングシート
2004年11月
Helmets and cutting sheets
November 2004
360x180cm
2004年3月
シリーズ【現】Art in TOYAMA 2004(富山県民会館美術館、富山市)
360x180cm
March 2004
Series “GEN” Art in TOYAMA 2004 (Toyama, JAPAN)
来場者に玉をひとつ置いていってもらう。
玉は年代別に色分けされている。
玉は触れ合い、離れて、全体として調和する。
W15xD21m
アルミテープ
シリーズ【現】 Art in TOYAMA 2004(富山県富山市)
2004年3月
W15xD21m
aluminum tape
Series “Current” Art in Toyama 2004 (Toyama City, Japan)
March 2004
大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2003
アイデアコンペティション応募プラン
Plan submitted Idea Competition of Echigo-Tsumari Art Triennale 2003
60x60cm x5枚
アクリル、パネル
2003年7月
60x60cm x 5
acrylic on panel
The 3rd Biennale of Visual Arts in Vladivostok (RUSSIA)
July 2003